コンビニ3社、10月は台風の影響で前年割れ
(株)セブン&アイホールディングス(本社:東京都千代田区、井阪隆一代表)、(株)ローソン(本社:東京都品川区、竹増貞信代表)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(株)(本社:東京都豊島区、高柳浩二代表)のコンビニ大手3社は10日、10月の月次営業情報を発表した。10月は2週連続の大型台風の影響により客数が減少し、3社とも売上高が前年を下回った。
セブン-イレブン・ジャパンは既存店売上高が前年比0.5%減、客数が同4.5%減、客単価が同4.2%増。チェーン全店の売上高は同2.5%増だった。
ローソン単体は既存店売上高が前年比4.0%減、客数が同5.0%減、客単価が同1.2%増、全店売上高が同5.3%増だった。調理麺や日配食品、冷凍食品などが好調で客単価は前年を上回ったものの、天候不順の影響で客数が減少したほか、前年に大型興行があった反動によりチケット販売の売上が減少した影響もあり、既存店売上高は前年を下回った。
ファミリーマートは既存店日商が前年比1.2%減、客数が同4.8%減、客単価が同3.6%増、全店売上高が25.0%増だった。新規出店は31店舗、サークルK・サンクスからファミリーマートへのブランド転換店は222店舗で純増は214店舗。9月末の店舗数は1万4,049店舗となった。上旬はファストフードや9月に立ち上げた惣菜を中心に堅調に推移したが、中旬から下旬にかけて「オータムフェスタ」を開催したものの、2度の台風や秋雨前線による影響を受け、客足が鈍化した。
<流通メルマガのご案内>
流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームでお申し込み下さい。
独自の切り口で流通業界の今を伝えるニュースサイト
※最新ニュースはコチラ⇒NETIB流通 トップページ
― スポンサーリンク ―
トピックスの最新記事
- 流通メルマガ「マルキョウ、生鮮を一段と強化 AJS加入で」そのほか 【2017年12月21日 10:09】
- 流通メルマガ「コスモス、ミスターマックスは前年上回る 11月既存店売上、ナフコは苦戦」そのほか 【2017年12月8日 12:56】
- 流通メルマガ「今年の流通企業倒産、3年連続でゼロに 好業績の余韻残る」そのほか 【2017年12月6日 13:26】
- 流通メルマガ「深夜営業見直し広がる トライアルも避けられず」そのほか 【2017年11月24日 09:51】
- 10月の訪日外客数、大型連休効果で昨年比21.5%増加 【2017年11月17日 13:48】
- 7~9月のトラック運送、景況感6.5ポイント改善 【2017年11月16日 14:50】
- 日本郵便、経常収支128億円の赤字も改善進む 【2017年11月16日 13:12】
- マクドナルド、クレジットカード決済に対応 【2017年11月14日 16:02】
- かどや製油、カタギ食品を子会社化 【2017年11月14日 15:25】
- 15日深夜にボージョレ解禁イベント~マックスバリュ九州 【2017年11月14日 11:45】