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激しさ増すDgSの首位争い

2017年9月11日16:10

 ドラッグストア(DgS)業界の首位争いが激しさを増している。(株)ツルハホールディングスは7日、(株)杏林堂グループ・ホールディングスを買収すると発表。杏林堂グループHDの 2017年4月期の売上高895億円と、ツルハHDの連結売上高5,770億円を足せば約6,665億円となり、業界トップのウエルシアホールディングス(株)の連結売上高6,231億円を抜く。

 ウエルシアHDが首位に立ったのが2016年度。それまでの22年間は、(株)マツモトキヨシホールディングスが首位を独走していた。しかし、ウエルシアHDは14年11月にイオンの傘下入りしたことを機に、積極的なM&Aに乗り出して業容を拡大。9月1日にも、青森県を地盤に72店舗を展開する(株)丸大サクラヰ薬局を買収するなど、全国で勢力を拡大している。

 上位3社の差はわずか。首位を狙って三つどもえの争いを繰り広げるなか、4位と5位に続く(株)サンドラッグと(株)コスモス薬品も虎視眈々と首位の座を狙う。

 8月25日付で柴田太氏が代表取締役社長に就き、新体制となったコスモス薬品は、5年以内の関東進出を宣言。全国区に名乗りを上げた。コスモス薬品はM&Aを行わないが、自社競合も厭わず、小商圏に集中して出店するスタイルは他社にとっても脅威となる。

 業界再編の真っただ中にあるDgS業界。今後はさらに大手による地方のドラッグチェーンの取り込みが進むと予想される。

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【松ケ迫 美貴】

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