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「かっぱ寿司」赤字転落 イメージ刷新空振りか

2017年2月16日13:24

 寿司チェーン店「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト(株)は2月10日、2017年3月期の通期連結業績予想を大幅に下方修正した。当初は11億7,700円の黒字計上を予想していたが、59億円の最終赤字に転落する見通しとなった。

 修正された17年3月期の予想は、売上高は前回予想から約38億円減の788億3,200万円、営業利益は約28億円減の▲9億3,400万円、経常利益は約28億円減の▲7億3,700万円となる。

 昨年10月、トレードマークとなっていた「かっぱ」のキャラクターを封印し、大胆なブランド改革に踏み切った同社。「安いがその分品質は落ちる」という消費者のイメージを払拭し、集客を図る狙いがあった。ロゴマークを赤と金の皿を重ねたシンプルなものに変え、店舗改装や広告戦略を積極的に行っていた。

 しかし、一時的な効果はあったものの、先行して投入した広告宣伝費や販売促進費などを回収するほどの収益改善にはつながっておらず、結果的に利益を圧迫した。来期に向け、同社は収益性の低下した105店の店舗の資産価値を見直し、13億2,200万円の減損損失を計上。15年3月期にも不採算店などの減損損失として121億円を計上しており、収益改善に苦戦している。

 親会社のコロワイドも17年3月期の連結最終損益で19億6,800万円の赤字を計上する見通しだ。

【松ケ迫 美貴】

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