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小売業界が対応迫られる2020年問題

2016年8月8日13:00

kutyou オゾン破壊物質のフロンの一種「HCFC」が、2020年に全廃される。「HCFC」を排出するエアコンや冷蔵庫などの生産状況が気になるが、「日本冷凍空調工業会」によると、すでに主要な商品は「HCFC」を排出しない「代替フロン」や「ノンフロン」を冷媒にする商品に切り替わっているという。現在使用中の既存設備について、同協会は「使用を制限するものではない」として、使用者に喫緊の対応を迫るものではないことを説明する。

 それでも小売業界関係者によると、一部大手量販店やチェーンスーパーは、既存店の業務用ショーケースなどを「HCSC」を排出しないタイプに早々に切り替えたという。環境問題への消費者の意識が高まるなか、対外的なイメージ低下を避けるのが主な理由だ。多くの地場小売業界での対応はこれからになる。新規導入には補助金活用や既存設備の改修・再利用が可能だが、店舗数の多い企業ほど負担は大きくなる。ほとんど話題に上がらないが、今後注目度が上がるのは必至。前述の業界関係者が指摘する通り、対応しない店舗は消費者が遠のきかねない。東京オリンピックに沸くと見られる2020年は、小売店にとって越えねばならないハードルがそびえる年にもなりそうだ。

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