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『吟の瞳』(株)喜多屋~キラリと光る九州の逸品(4)

2015年12月10日15:09

世界一の日本酒を生み出した喜多屋の大吟醸

kitaya ロンドンで開かれた世界最大のワインのコンペティション「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2013」で、(株)喜多屋の『大吟醸 極醸 喜多屋』が日本酒部門の最高賞「チャンピオン・サケ」に輝いた。
 「優雅で華やかな香り、芳醇かつ透明感のある味わい、余韻が絶妙のハーモニーを奏で素晴らしい」と審査員は絶賛。県産米『山田錦』を用いて世界一を取得したことが県民にとって大きな喜びとなった。
 『大吟醸 極醸 喜多屋』は今なお注文が殺到し、2~3カ月待ち状態。現在予約は1人あたり720ml を2本までに限られているほど人気が集まっている。

 その喜多屋が米づくりから携わり、生み出したのが『吟の瞳』だ。
 日本酒の原料は「酒米」。その中で醸造特性に優れ、酒造専用として産地品種登録されたものを「酒造好適米」と呼ぶ。「チャンピオン・サケ」を受賞した『大吟醸 極醸 喜多屋』に使用される糸島産の『山田錦』も「酒造好適米」だ。

kitaya2 豊潤な穀倉地帯・筑後平野にあって八女地区では「酒造好適米」の生産実績がほとんどなかった。喜多屋は地元で委託生産してもらうための体制実現を目指し、2000年に「喜多屋米作り委員会」を発足。自らの手で酒米をつくり始めた。

 九州沖縄農業研究センターでの開発とJAふくおか八女の協力により自社圃場(田んぼ)で06年に試験栽培を開始。当初は開発コード「西海酒255号」という酒米だった。翌年地域に根ざした吟醸用酒米になるようにとの願いを込められ、「吟のさと」として新品種命名登録。10年産からJAふくおか八女の醸造用玄米として産地品種登録が実現し、ついに「酒造好適米」の認定を受け、喜多屋と地元農家の努力が結実した。その「吟のさと」を使用したのが『吟の瞳』だ。

 「吟のさと」を精米歩合50%に磨いて低温でじっくりと醸した『吟の瞳』。フルーティな吟醸香と軽やかでキレの良い味わいの淡麗辛口が愉しめる。きりっと冷やして、または常温がお勧め。原料からつくり手までオール八女の大吟醸をご堪能あれ。

【鹿島 譲二】

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<COMPANY INFORMATION>
代 表:木下 宏太郎
所在地:福岡県八女市本町374
事業内容:酒類製造・販売ほか
TEL:0943-23-2154
FAX:0943-23-2156
URL:http://www.kitaya.co.jp/

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