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(株)熊本チキン 「飼育管理」と「衛生管理」の徹底で、有数のブランド鶏を生産する「株式会社熊本チキン」(後)

2015年8月19日07:05

 熊本県山鹿市にある(株)熊本チキン。「うまかハーブ鶏」などのブランド鶏を生産している。今回、2015年にリニューアルしたという生産工場にムービーカメラが初めて入り、リアルな生産現場を取材してきた。

yamauti 工場全体に目をやると、ほとんどのスタッフが同じ作業着を着ているなかで、各パートに一人ずつ作業着の色の異なるスタッフがいることに気づく。その方たちは各パートの責任者だ。責任者は一定の頻度で部位を確認し、中に不純物が入っていないかなどを細かくチェックしている。あわせて、機械の定期清掃もひんぱんに行なわれる。そうすることによって、安心安全な商品が完成する。食品安全国際規格ISO22000を取得している工場という自負が垣間見えた。

 別の日、大分県日田市にある鶏舎を訪ねた。無数の鶏が元気にえさをついばんでいるが、どの鶏を見てもストレスを感じさせない。最新の鶏舎はコンピュータ管理されていて、外気に合わせて、扇風機がまわったり、窓を開閉したりして細かい温度調整がなされる仕組みだ。ほかの鶏舎でもやはり人の手により、徹底した温度管理がなされている。そうすることによって、この農場では、坪羽数(1坪当たりの飼育羽数)は一般の農場と変わらないが、鶏がストレスなくすくすくと育っているという。ここでは日齢48日で出荷されるのだが、その日数までにはどの鶏もきちんと出荷できる3Kgの体重になっているというから驚きだ。

 工場ロケの最後に、「うまかハーブ鶏」を試食させていただいた。とてもやわらかくてジューシーな味わいだった。ほんのさっきまで生きて羽が生えていたと思うと、いささか複雑な気持ちにはなったが、やはり新鮮な肉は美味しかった。最新の機械設備だけでなく、たくさんのスタッフの手によって、生産されている熊本チキン株式会社のブランド鶏。生産工程を取材して、このおいしさの秘密を少しは理解できたような気がした。

kumamoto_chicken2

(了)
【杉本 尚丈】

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