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イオン琉球(株) イオンライカム店を4月25日開業、40周年の節目に見つめる未来(前)

2015年3月19日07:00

イオン琉球(株) 坊池 学 社長

 沖縄のイオン琉球(株)は3月1日で設立40周年を迎え、4月25日にはイオンライカム店がオープンする。今まで人材育成の職種に従事していた坊池学社長は、「変えてはいけないもの、変えざるものがあります。我が社では、変えてはいけないもののなかで、“従業員の豊かさに対する貢献”は特に力を入れてやっています」と語る。苦難を乗り越え地域に密着した企業として発展する今後を探った。

<昨年5月に坊池社長が就任>

イオン琉球(株) 坊池 学 社長 同社は1975年3月に(株)プリマートとして誕生後、同年5月に1号店を浦添市に牧港店を開業。以後、後述のイオングループ入りを経て、現在県内でイオン、マックスバリュ、ザ・ビッグなど39店舗展開している。90年12月にイオンとの合弁会社の沖縄ジャスコ(株)を設立。99年8月に(株)プリマートが沖縄ジャスコ(株)を吸収合併し、琉球ジャスコ(株)に商号変更。2011年5月に現商号に変更した。11年11月に初の沖縄県出身者の社長となる末吉康敏社長(現会長)が就任し、昨年5月に坊池学社長が就任した。全国最大手の小売グループのイオン系列の企業であるが、商品の85%を沖縄の企業から仕入れ、県内の施設などへの支援および寄付などを積極的に行う地域に密着した企業でもある。

 坊池学社長は1988年4月にイオン入社後、北日本カンパニー人事教育部長、事業創造政策チームなどを歴任。13年3月の南三重事業部長就任を経て、昨年5月にイオン琉球の社長となった。

<15年度100名採用、積極雇用で地域活性化へ>

 沖縄県は全国的に見ても失業率の高い地域であるが、同社は今春、地元の高校生ら50名を採用した。大卒含む新卒者は16名(大学11名、大学院3名、短大2名)になるが、県内でもこれだけの雇用に踏み切るところはわずかだ。
 「地域雇用で、地域は活性化します。今年はライカムの開業もありますが、ショッピングモール全体の従業員数は約3,000人、このうち弊社が450人となってます。正社員のみならず、パートタイムを採用するだけで、県外に出なくても沖縄で働くことができます」(坊池社長)。
今年は設立40周年の節目ということもあるが、全国的に見ても大規模な施設となるイオンモールライカムの開業を控え、特に県内の就業率の向上に貢献している。

 同社は採用面だけではない。グループが実施している新規出店の際の植樹のほか、ワオンカードの利用額の一部を各種団体に寄付する活動も継続して行っている。県内の特産品のPRに関しては、全国のイオンの店舗で定期的に「沖縄物産フェア」を開催してきたが、これらを今後、さらに広げていくための発信基地として、4月25日に開業するライカムに期待の声が寄せられている。

(つづく)

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