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ワイエスフード(株) ラーメン「山小屋」、外食大手と資本業務提携で注目

2015年3月6日13:32

緒方正憲社長 九州および関東、東北地方で「筑豊ラーメン山小屋」などを展開するワイエスフード(株)(以下、ワ社、本社:福岡県田川郡、緒方正憲社長)は3月2日、外食大手の(株)アスラポート・ダイニング(以下、ア社、本社:東京都港区、檜垣周作社長)との間で資本・業務提携の締結と、ア社を割当先とする第三者割当による自己株式の処分を発表した。

 ワ社は1970年4月、田川郡香春町にて「ラーメンセンター山小屋」をオープンしたのがはじまり。その後、FC展開を進め、1994年5月に設立。05年4月にはジャスダックへの上場を果たした。14年3月期連結決算は売上高20億500万円、当期純利益1,300万円。

 ア社は複数の飲食企業をグループに持ち、焼肉、居酒屋などの外食フランチャイズを中心に全国で400店舗以上展開。14年3月期連結決算は売上高93億9,600万円を計上している。14年に「食のバリューチェーンを構築する」という目標を掲げ、外食から生産事業への進出を果たしたほか、外食部門の競争力向上に向けて、「ブランドポートフォリオの強化」にも取り組み、主に昼の需要に対応できる業態の獲得を目指してきた。

 外食業界は現在、原材料の高騰するなか、商品単価に反映できず、収益確保に苦慮する企業も少なくない。両社が資本業務提携を結ぶことで原材料の共同購入などを行い、コスト削減を図ることが可能となり、今後は利益面で大きな改善が期待される。
 ア社は今年2月にアメリカでメキシカンファーストフード店を展開する「TacoBellcorp.(タコベル)」との間でフランチャイズ契約を締結した。そして3月2日、ラーメン店を運営するワ社との間で資本業務提携を結んだことで、まさに双方の利害関係が一致した前向きな提携と捉えることができる。
 投資家の反応も敏感で資本業務提携の期待感からワ社の株価は280円台から3月3日は357円の終値をつけた。

【矢野 寛之】

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