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激化する福岡のラーメン業界(1)

2014年10月6日11:48

<実は全国的に見て店舗数は少ない>

とんこつラーメン 福岡でラーメン店といえば、まず名前が挙がるのが「博多一風堂」((株)力の源ホールディングス、本社:福岡市中央区)と「一蘭」((株)一蘭、本社:福岡市博多区)の2店舗だろう。両社とも福岡市内に複数店舗出店しており馴染みが深い。そして両社とも売上規模は100億円台(一蘭は海外店舗を含み)で、同業他社を大きく引き離している。
 全国には約3万5,000軒のラーメン店があるといわれる。そのなかで「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」で、ラーメン文化が浸透しているという印象が根づく福岡にはさぞ店舗が多いだろうと思いきや、約1,400店舗と、全国的に見てもわずか4%という数に留まっている。

 前述の博多一風堂は福岡県内で9店舗、一蘭は同県内で13店舗と全体に占める割合はわずか数%である。この背景には2社のブランド名が全国的に浸透していることに加え、単独店および数店舗運営の所が大多数を占めていることがある。

 福岡県内で「博多一風堂」と「一蘭」に追随する企業といえば、いくつかある。福岡証券取引所に株式上場し、現在、海外を中心に出店を行っている(株)ワイエスフード(本社:福岡県香春町)は、「筑豊らーめん山小屋」、「ばさらか」の屋号で、県内で40店舗以上出店している。これらは博多一風堂、一蘭の店舗数を大きく引き離す。
 「博多ラーメンはかたや」や「ラーメン膳」などの屋号で店舗展開している昭和食品工業(株)(本社:福岡市東区)だ。同社はうどん店「黒田藩」、「小麦冶」などを主力としているが、「博多ラーメンはかたや」は福岡県内に10店舗展開。「博多金龍」を店舗展開するヒル・トップフードシステム(本社:福岡市博多区)は県内に14店舗出店している。前述の大手2社と店舗数では負けていないのだ。

(つづく)
【矢野 寛之】

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