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テーラーカミ こだわりのオーダースーツで勝負を(前)

2014年12月15日07:06

テーラーカミ (株)VOCEAN 店主 荒川 啓太 氏

<手縫いのスーツに限りなく近い>

打ち合わせを入念に行う 福岡市早良区百道浜の住宅街のなかにあるザ・レジデンシャルスイートホテル。その一角に店構えする「テーラーカミ」は昨年末オープンしたオーダーメイドスーツの仕立て屋である。店主で同店を運営する(株)VOCEAN(ヴォーシャン)の社長も務める荒川啓太氏は、生地はイギリス、イタリアなどのヨーロッパから輸入し、国内裁縫にこだわるほか、採寸箇所は25箇所と他のテーラーよりも多く行う。同社の手掛けるスーツは“手縫いのスーツに限りなく近い”と評判だ。「お客様に満足と安心感を持っていただきたいんです。色んなパターンを想定しながら、他で調整できないことを調整していきます。とにかく時間をかけて接しています」と語る荒川氏。

 完全予約制で電話予約後、店を訪問すると打ち合わせの際にアルコールも含めたドリンクが提供され、まるでホテルのラウンジにいるようなひと時を味わうことができる。採寸なども打ち合わせしながら行う流れだ。「サイズを測るだけがオーダーではありません。使う方の感性にもフィットしないとオーダーではありません。我々はそれを引き出すのが仕事です。我々の意見だけでなく、お客様の方の意見なども伺いながら1つのスーツを作っていく。『Bespoke』(お客様との会話を大事にする)を大事にしています」と荒川氏は話す。

 来店客が帰る時は店の外から施設の外に出るまで見送りを行っている。目指すサービスはホテル並み。会話と経験と心地よい環境で最高の1着を作ることを心がけている。

<007の映画を見て業界入りを決意>

 荒川氏は滋賀県生まれの29歳。スーツに興味を持ったのも学生時代に読んだ1冊の漫画と、イマドキの若者らしい。「不良漫画の『ゴールド』の登場キャラの十雲が着ていたスーツがとてもカッコよくて、“こういう男になりたい”と思ったのがキッカケです」。その後、映画の「007」のジェームスボンドが着ているスーツを見て感動した。「カッコいい。メリハリの利いたブリティッシュスタイル。俺はこれを広めて行きたい」と、この業界に入ることを決意した。
 服飾専門学校を卒業後、東京の某テーラー店にて修行し、スーツの基礎を学んだ。そして24歳の時、周りの人の援助もあり、東京・六本木に「テーラーカミ」をオープンした。六本木交差点近くの好立地に看板のないバーのような仕立て屋は、巷で評判を呼び、オープン当初は好調だった。

ホテル並みのサービスを目指す<採寸箇所は25カ所と多い

(つづく)
【矢野 寛之】

| (後) ≫

<COMPANY INFORMATION>
代 表:荒川 啓太
所在地:福岡市早良区百道浜1-3-70
     ザ・レジデンシャルスイートホテル1階(旧ハイアット)
営業時間:午前11時~午後7時
TEL:050-3736-6855
店休日:水曜日

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